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今注目を浴びている地域仮想通貨とは??

 

はじめに

皆さんは「地域仮想通貨」と呼ばれる通貨をご存知ですか?

 

 

「仮想通貨」の存在は知っているけれど、「地域仮想通貨」となると、

なかなか聞いたことがない人も多いかと思います。

 

しかし、この通貨の存在が、

今後の日本の経済発展に大きな期待をかけられているのは、知る人ぞ知る事実。

 

今のうちに、この「地域仮想通貨」の重要性をしっかりチェックし、

今後の経済活動に役立ていきましょう。

 

周りの人にも自慢できるかもしれませんよ。

 

そもそも地域通貨とは?

 

明確に定義が決まっている訳ではありませんが、

一般的には、地域のコミュニティー内などで流通し、

 

市民や市民団体によって発行されるものが

「地域通貨」とされています。

 

引用先:https://www.kame3.jp/service/kame.html

 

地域の人と人をつなぎ、相互交流を深めるリング的な役割として

機能しているのが、この「地域通貨」です。

 

以上が、従来の地域通貨の形態だったのですが、

結局、発行したり換金したりするのが大変で、

 

北海道の「クリン」や大和市の「Lovers」なども

一時的には注目を集めたものの、

 

現在では姿を消しているものが多いのが実情です。

 

そこで生まれた地域仮想通貨

 

そして、その地域通貨に代用されるものとして、

ここ最近の仮想通貨の出現をきっかけに

 

「仮想地域通貨」なるものが、

地方で発行されるようになりました。

 

引用先:https://www.sbbit.jp/article/cont1/34465

 

この「仮想地域通貨」の一番の目的は、

主に、地方創生です。

 

地域の人口減少に歯止めをかけ、

日本全体の活力をあげることが、この仮想地域通貨の役割です。

 

似た例として、

B級グルメ・ふるさと納税・ゆるキャラグランプリ

この役割を果たすものとして注目されています。

 

地域仮想通貨のメリット

 

地域仮想通貨を使うメリットは、主に4つあります。

 

1. 仮想通貨には、ブロックチェーン技術が用いられているため、電子マネーやクレジットカードよりも安全かつ安く利用することができる。

 

 

ブロックチェーンとは、

取引データなどが地理的に離れたサーバーに分散保持され、記録されたデータがなくなず、

 

また一部のサーバーが不正侵入されても動き続けるという

安全かつ新しい画期的なデータベースのことです。

 

簡単にいうと、

データの改ざんの危険性がない電子的な台帳」

のことです。

 

この技術のおかげで、仮想通貨の取引履歴を

誰か1人の人間によって悪意的に操作される危険性がないので、

 

誰もが安全かつデータを管理された状態で取引をすることが可能になるのです。

 

仮想通貨と聞くと、どこか怪しいだったり危ないようなイメージがあるかもしれませんが、

この「ブロックチェーン」という画期的な技術が用いられているおかげで、

 

他の電子的なマネーよりも安全に使うことができるというのが実態なのです。

 

 

2.利用を開始する際も、申し込みやカードの発行などの手間がない

 

この手間がかからずに、利用を開始できるというのも非常に大きなメリットです。

 

有名な大手企業のクレジットカードなどは、カードを取得するのにも、

個人情報を入力したり、企業の審査を通過しなければならないので

カードを取得するのにも時間がかかってしまいます。

 

しかし、地域仮想通貨の場合は、

そのような面倒な手間がかからないため、始めたいと思っている人もスピーディーに始めることができます。

 

3. 使い方も、専用アプリをスマホにダウンロードし、コインにチャージし、対象店舗でQRコードを読み取るだけと簡単である

 

 

これは他の電子マネーでも言えることかもしれませんが、

地域仮想通貨を使えば、わざわざ現金を出す必要がなく

 

クイックペイのように、

さっとQRコードをかざすだけでお会計ができてしまうので、

 

現金を使ってお買い物をするよりは、

ずっと簡単にすませることができます。

 

 

4.基本的に手数料が安く設定されている

 

 

手数料が安くなっていることで、普通の通貨との差別化が図れているため、

地方を訪れた外国人や日本人の観光客などが,

 

普通の通貨を地域仮想通貨に換金し、

それを利用することで地方がより活性化していきます。

 

また、地域通貨に換金することで、

その地方に対する興味や愛着もわくため、

 

日本国民における地方への経済意識が活発化し

その地方のモノに対する購買率も上がっていくのではないかと期待されています。

 

 

以上が主な地域仮想通貨のメリットです。

 

しかし、この他にも、地域仮想通貨は普通の仮想通貨よりも

 

自分にとって身近な地域や環境で使用することができるという意味で、

普通の仮想通貨よりも親近性を感じやすく

 

 

まだ仮想通貨を始めたことがない初心者が新しく始める時に、

り心理的な抵抗が少なく始められるのではないかと思います。

 

 

地域仮想通貨の種類

 

近鉄ハルカスコイン

 

鉄道会社の近鉄グループとブロックチェーン技術のノウハウを持った

三菱総合研究所がタッグを組んで開発した地域仮想通貨です。

 

引用先:https://appadvice.com/app/e8-bf-91-e9-89-84-e3-83-8f-e3-83-ab-e3-82-ab-e3-82-b9-e3-82-b3-e3-82-a4-e3-83-b3/1269460954

 

この通貨では、2017年9月1日~10月1日、2018年10月1日~12月10日までの期間で、

現状2回の社会実験が行われました。

 

1回目は、現金5千円に大して1万コインを発行し、

決済処理にトラブルなどなく、実用可能であることが実証されました。

 

2回目は、千円単位でチャージし、10万円までチャージすることが可能という条件で、

さらにチャージした現金の10%が期間限定で付与されました。

 

実験内容は各店舗での固定QRコード決済コインチャージ機の試験運用

期間限定プレミアムの付与、個人間譲渡などです。

 

現状、2回の実験結果待ちではありますが、

 

これがうまく機能していることが実証されれば、

今年度中の(2019年)に実用化される予定となっています。

 

さるぼぼコイン

 

「さるぼぼ」とは、

飛騨信用組合が発行している公式キャラクターのことで、

 

その組織が発行している電子通貨のことを

「さるぼぼコイン」と呼びます。

 

ちなみに、さるぼぼという飛騨地方で昔から存在する有名な人形があり、

さる=猿、ぼぼ=赤ちゃんという意味と言われています。

 

引用先:https://japan.cnet.com/article/35113151/

 

これは、日本初の金融機関発行の電子通貨ということで、

全国的に注目を浴びています。

 

また、「さるぼぼコイン」は、

仮想通貨というよりも電子通貨寄りと言われています。

 

というのも、仮想通貨は、

ブロックチェーンという技術を用いて分散型で管理されているのに対し、

 

「さるぼぼコイン」は発行して管理しているのが「ひだしん」という組織であるため、

中央集権型で管理されているのです。

 

とはいえ、価格の変動もなく、送金機能もしっかり備わっています。

 

使用できる場所は増えつつありますが、

現状では、高山氏・飛騨市・白川村の加盟店で使用可能となっています。

 

今後の拡大が期待できる注目の地域仮想通貨ですね。

 

 

琉球コイン

2017年4月17日に沖縄タイムスにて、琉球コインの構想が発信されました。

 

引用先:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/93416

 

しかし、2019年1月現時点では、まだ未実装です。

その時に発信された記事の内容としては以下の通りです。

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「琉球コイン(仮)」沖縄で構想 店舗決済・投資呼び込む狙い
インターネット上で取引される仮想通貨「ビットコイン」に使われている先端技術「ブロックチェーン」を活用して沖縄独自の仮想通貨「琉球コイン(仮称)」をつくり、流通させる構想が県内外の企業や金融機関の間で検討されていることが15日、分かった。取引所を設置し、世界中で利用が広がるビットコインや円、ドルとの換金を可能にする。また店舗などで決済に使える環境を整える。独自の仮想通貨圏をつくって世界中から投資を呼び込み、経済活性化につなげる狙いがある。

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ただ、2018年以降情報が全く出ていないので、

水面下にて様々な実験がされているのか、

それとも実験が途絶えてしまったのかは不明となっています。

 

しまとく通貨

引用先:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/93416

 

一言でいうと、この「しまとく通貨」は

仮想通貨というよりは「商品券」の意味合いが強いものとなっています。

 

というのも、地域仮想通貨の部類ではありますが、

ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨ではないからです。

 

2016年から電子化され、スマホなどで管理できるようになり、

現在では長崎県の指定エリアや加盟店で使用できる商品券の役割として使われています。

 

この「しまとく通貨」を使えば、6000円分の商品券を5000円で購入することができるため、

通常の現金での購入よりも約20%もお得になります

 

ただ、あくまで商品券的な役割なので、

送金機能などは備わっていません。

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか?

あまり「地域仮想通貨」という言葉になじみがなかった方も多いかと思います。

 

仮想通貨は、近年では購入する人も増加しており、

出現した時期よりもはるかに身近な存在となりました。

 

今まで仮想通貨自体に興味がなかった人でも、

自分の暮らしている地域で「地域仮想通貨」が使われるようになれば、

 

自然とその存在に親近感を抱き、身の回りで使うようになることが期待できます。

 

地域仮想通貨は、ただ地域での経済活動の活発化といった地方創生の役割だけでなく、

今後の仮想通貨市場の活性化の役割を担う重要な存在として注目されています。

 

これを機に、仮想通貨にも興味を持ってみると面白いでしょう。